行事・伝統

家に子どもがやって来る!シント・マールテンの日

November 13, 2014

11月11日。

そう、言わずと知れたポッキーの日ですね。

(あと友だちの誕生日。慧君おめでとう。)

そんな11月11日、オランダではポッキーの日以上に特別な日です。

 

11日火曜日、リビングでテレビを見ているとドアベルが鳴りました。するとまるおママが”Ohhhhhhh!忘れてた~!“と慌てだしました。(現在ママ宅滞在中)

何事かと思っていると、ドア出て~と私に言いながらキッチンへ行ったので、私はほえ~って思いつつも玄関へ向かいました。すでにまるおママがドアを開けていました。

そこに立っていたのはかわいい女の子と男の子。5~8歳くらいの姉弟かと思われます。

そして突然歌い出した!

なんだなんだかわいいじゃないか~と思いながら見ていると、男の子の手にはTrick or treatと書かれた袋が…いやいや、ハロウィンとっくに過ぎてるぜ坊っちゃん。と思っていると、歌い終わった子どもたちにまるママがお菓子をあげ始めました。よく見ると、道路には母親らしき影がこちらを見守っています。そしてお菓子をGETした子どもたちはお礼を言ってそそくさと去って行ったのでした。

 

はて、

今のはなんだったんだろうか。

 

早速まるママを質問攻め。
どうやらSint Maartenという日らしいのです。この日、子どもたちはランタンを持って近所の家を回り、歌を歌ってお菓子をもらうんだそうです。

ハロウィンみたい、っていうか子どもハロウィンのバッグ持っていた。。。そう私が言うと、あら本当?じゃ一足早いハロウィンかしら。とまるママ。いえいえ、ハロウィンは過ぎてますよ、と私。ハロウィンっていつ?とまるママ。

オランダではハロウィンの存在は激薄だったけど、まさかのまるママ。。。

オランダ人にとってハロウィンってそんなもんみたいです。

今さらながらハロウィンを振り返ると、仮装した子どもやかぼちゃを家の前に飾っているのをちらほら見たのみ。あとはバーでハロウィンパーティーとやらも何件かやっていました。あと、ハロウィンラン。骸骨の仮装して夜マラソンするというイベントです。こわいよ(笑)アムステルダムとか、もっと大きいインターナショナルシティーはもう少しイベントがあったのではないかと思います。

 

さてさて、話をシント・マールテンに戻します。

で、結局この日はなんぞや?

超ざっくり、超アバウトに説明します。(ちゃんと詳しく調べたわけじゃないから間違ってるかも。)

昔々、マールテン(英語読みだとマーティン)という男がいました。
ある冬のとても寒い夜、マールテンが歩いていると、寒さに震える物乞いがいました。マールテンは、自分が着ていたマントを半分にやぶり、そのやぶった半分を物乞いの男に与えました。その夜、マールテンは夢を見ました。キリストが天使に、「マールテンという男が私にこの布をくれた」と話していました。そう、マールテンが出会った物乞いは、なんとキリスト様だったのです。こんな話から、マールテンは貧しい者と子どもの神(?)として、その後崇められるようになったのでした。

11月11日はマールテンが亡くなった日。以前は貧しい人々がこの日に家々をめぐり、お祈りと交換に冬に向けての洋服や食べ物を恵んでもらっていたとか。それが今日では、子どもたちが歌を歌いお菓子をもらうというかたちになったのだそうな。

 

たぶんこんな感じ。
たぶん。
あまり私を信じないでね。

これカトリックの伝統で、オランダのどこでもこの日が祝われているわけではないようです。まるママもまるおもすっかり忘れていたし。まるおも子どもの頃はたまにやったみたいだけど、ただお菓子をもらうためにやってたと言っていました。そんなもんよね。

家に来た子どもがTrick or Treatのバッグを持っていたのは、多分親がランタンを用意するのが面倒だったのでしょう。。。(本当はランタンを持ってまわるそう)

あいにく、家の周りにはあまり子どもが住んでいない&暗いので、今年うちに来たのは子ども2人だけでした。

残念!

 

この一見まるでハロウィーンのような行事、似ているけどハロウィンとの関連は確認されていないようです。(たしか。)ハロウィンと違って子どもは仮装しないし、まして大人は参加しません。上でも述べたように、貧しい者のための日だったのでやっぱりアメリカ版ハロウィンとは違うような気がします。

うちにはお菓子があったから良かったけれど、もしすっかり忘れててドアを開けちゃったら大変!歌い終わってお菓子を待つ子どもに、お菓子ないの…なんて残酷なことは言えません。(ま、うちにお菓子がないなんてことはまずないからそんな心配はいらないけれど。テヘ)

というか、これからもしアメリカ版ハロウィンがオランダでもっと広がったら、このシントマールテンの行事を現在でもおこなっている地域は大変になっちゃいますね。半月もしないうちに子どもが2回もお菓子を求めてやってくる。。。そして間もなくしてシンタクラース(オランダ版サンタ)もやってくる。。。

親、大忙し!

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