先週、はじめてアーネム(Arnhem)という街へ行ってきました。
といっても、行ってきたと言っていいのか微妙なレベル。
近くの街へ行ったついでに行ったから、到着した時には、むしろする前から、すでに外はもう真っ暗。
18時くらいだったけど、気分は20時~21時。
いよいよ本格的にオランダの冬到来です…。さむくてくら~い長い冬。
寒かったし一日中歩き回ってだるかったけど、せっかくなのでセントラムまで行ってみようと思っていました。
駅を出るまでは…
まず、電車を降りて駅のピカピカモダンさにビックリ!大きくてビックリ!
ホームをおり、地上階へ行くとさらにびっくり、まるでロッテルダム。
知らなかったよアーネムさん。
どうせオランダによくある微妙な地方都市でしょと見くびっていたよアーネムさん。
中でも一番感動したのはバス停です。
オランダの駅のバス停は屋外屋根なしケースが多いんですが、
なんと。
半屋外っぽい感じで屋根ありだったんです!このタイプオランダで初めて見ました。まるおさんと感動。
コレコレ↓
雨でも濡れない!
駅構内がすぐ目の前だからバスが来るまで中で待ってられる!寒くない!
さらに、もう閉まってたけどVVV(観光案内所)も小さいながらも駅構内にあって、しかもかわいくて感激です。
電車で来る観光客にはその方が親切ではないでしょうか。
そして…いざシティセンターへ行こう、さてどこだろうと思いながら外へ。
すると目の前に映画館を発見。
するとどうでしょう。当初の予定はどこへやら、寒いしどうせ暗くて何も見えないだろうしセントラムに行ってもバーに行くだけだよね……とそのまま映画館へ進んでしまいました。
おかしいなぁ…。
しかも、基本的に映画館ではディズニー系映画しか見ない私が、なんと普通なら絶対チョイスに入らない戦争ものの映画を観ることに・・・
ハクソー・リッジ(Hacksaw Ridge)という映画です。
メル・ギブソン監督による第二次世界大戦が舞台の、あるアメリカ兵の実話です。
宗教上人殺しは絶対にしない、人を殺すためである武器すら絶対手にしないという青年米兵が、衛生兵として戦場(沖縄)へ行き何十人もの兵士の命を救ったというお話。実話だからスゴイ。
対日本との話なので、日本人についてのコメントだったり、日本兵も登場したりし、そこはオイオイ…と苦笑いしたくなる感じです。例えば、よく聞く典型的な日本人に対するイメージ(事実でもある)、切腹とか自爆とかを協調していたり…。日本人が一方的に悪いやつらだ、みたいな話になっていたり。まぁこれはアメリカ兵の立場からだから仕方ないけれど。
鑑賞中、アメリカ側の視点から観ているせいで、戦う場面では 「いけいけ~!!」「あぶない逃げろ~!」 と、ついアメリカ兵の味方をしている自分に気づきハッとして、あれっ…と複雑な気持ちになったりもしました。これが戦争か、と考えさせられながらの鑑賞。
演じている俳優たちがカッコイイからこれまた応援したくなってしまうという……
ずるいわー。
ルーク・ブレイシーかっこいいわー。
テリーサ・パーマー美しすぎるわー。
誰それ?って方、ぜひググってみてください。
日本での公開はまだ未定のようですが、オランダや海外在住で戦争映画が好きな方、なんかとりあえず良い映画が観たいという方、ハクソー・リッジなかなか良かったですよ。2時間半弱の映画ですが、話にひきこまれるのであっという間です。
残念ながらアーネム観光は全くできなかったので、それはまたの機会にリベンジしようと思います。
では!
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2 Comments
斜めになってる!
ダッチデザイン!
おしゃれだわ〜
日本も18時過ぎてもう真っ暗。さむいよ〜〜
>まこまこ
やたらモダンよね。
東京もう雪降ったんでしょ!?さむそうね~。まこまこんとこはもっとさむいのかな。